トレニー
- トレニーは、25歳以上で、社会人としての経験をもち、自立した生活力がなければならない。
- トレニーは、アレクサンダー・テクニークのプライベートレッスンを3年以上、最低36時間以上受講した経験を持ち、そのレッスンを受けた教師のうちで、一番多くのレッスンを受けた教師からの証明書を持っていること。証明書には、教師の氏名、連絡先と受講したレッスン数とそのレッスンの受講期間を証明する旨が書かれていなければならない。
- トレニーは、下記のアマックコーポレーション アレクサンダー・テクニーク教師養成クラスのスケジュール 、カリキュラムを理解した上で、時間的、経済的に問題なく、その3年間のトレーニングを、中断することなく受講することを前提にしなければならない。
- 入学金はなく、1年間の受講料は、100万円(税込み)です。
スケジュール
アマックコーポレーションのアレクサンダー・テクニーク教師養成クラスは、兵庫県芦屋市のアマックコーポレーションの施設で次のように開講される。
- 1日の開講時間は、午前9:00から午後1時までの4時間(休憩を含む)、水曜日から土曜日までの4日間を一週とし、基本的に3週連続開講後、1週休みというペースで、年間35週開講される。 3年間で1680時間のトレーニング時間になる。
- 1年は、3学期制で、第一学期・秋冬学期(8月20日前後の水曜日から始まる) 、冬休み1週間、第二学期・冬春学期(1月7日前後の水曜日から始まる)、春休み2週間、第三学期・春夏学期(5月に始まり、7月20日前後に終了)。
- 次年度までに一ヶ月の夏休みが設定されている。
カリキュラム
- アレクサンダー・テクニークの基本ワークをグループの中で学ぶ。その基本ワークを指導するスキルを3年間のトレーニング期間中に、段階的に学ぶ。
- アレクサンダー・テクニークに関する書籍(F.M.アレクサンダーの著書を含む)を研究する。
- 解剖学(必須)、ボディマッピング、ムーブメントなどのアレクサンダー・テクニークの必要な知識を学ぶ。
- 年間に、ディレクター小野ひとみ、アシスタント・ディレクター稲田祥宏のプライベートレッスンを、それぞれ、6回以上受ける。
- 年度末には、各トレニーの研究レポートとそのプレゼンテーションによって、進級を決定する。
- 3年目の2学期以降には、最低5回の模擬レッスンの指導を経験することができる。
- STAT のモデレーターによる審査を6学期目と9学期目受けることができる。
- 9学期が終了した時点で、ディレクター小野ひとみとアシスタント・ディレクター稲田祥宏の審査をうけて、アマックコーポレーション アレクサンダー・テクニーク教師養成クラス修了が決定したトレニーが、アレクサンダー・テクニーク教師の認定をアマックコーポレーションから受ける。
- その上で、STATのアレクサンダー・テクニーク教師の公認を受けることができる。